論文って?

修士論文がなかなか進まないsasayanxです。こんばんは。
さっきまでやってたんですけど、あまりにも進まないので切り上げたところです。

ところで、論文ってどんなの?とお思いの方はいらっしゃいませんか?
今日は簡単に、論文というものを紹介したいと思います。
ちなみに僕は理系の論文しか読んだ事がないので、他の分野の論文がどんなのか、
もしよろしかったら教えてくださいませ。



理系論文は大まかには以下のセクションに分けて書かれています。
①Abstract (摘要)
②Introduction (導入部)
③Materials & Methods (材料と方法)
④Results (結果)
⑤Discussion (考察)
⑥Reference (引用文献)

書かれている順番は色々ですが、①→②→④→⑤→⑥の順番はほぼ変わりません。
③の位置が割と動きやすいでしょうか。

セクションの名前も少しばかり変わることがあります。
①はSummaryと書かれているときもあれば、
Conclusionという名前で最後に書かれているときもたまにあります。
④と⑤はResults & Discussionとひとまとめにされてる場合もあります。

さて、各セクションにはどんなことが書かれているのでしょうか?
だいたい名前でお分かりでしょうが、簡単に紹介していきます。

①Abstract
摘要、あるいは要旨にあたるのかな?
その論文での発見を簡単に書いてあります。平たく言えば結論が書かれているのでしょうかね。
ここを読めば、全文を読まずとも論文の内容がわかるようになっています

②Introduction
導入部です。
その論文の研究内容についての歴史、背景が書かれています。
それらを踏まえたうえで、その論文で取り扱う内容に必然性があることを示す部分だと思います。
Introductionがすっきりと(簡単にという意味ではなく)書かれている論文は、読みやすくてその内容が理解しやすいという印象を受けます。
導入部、ですからね。当たり前ですけれども。
多分、執筆する際にはかなり気を使わなければいけないところ。

③Materials & Methods
材料と方法について書かれているセクションです。
内容が内容だけにしょうがないのですが、どうしてもオリジナリティが発揮されにくいセクション。
おそらく、一番読み飛ばされる頻度の高いセクションでしょう。

④Results
結果について表したセクションです。
論文の質が問われるセクションその1です。
個人的には、論文の有用性が決まる部分だと思います。

当然、事実を述べなければいけないので、淡々と単刀直入に書かれている印象を受けます。
読みやすいことが多い・・・かな?

⑤Discussion
日本語では『考察』と呼ばれるセクションですが、
確かDiscussionには考察という意味はない、というのを本で読んだ事があります。
ま、それはともかく、
論文の質が問われるセクションその2です。
個人的には、論文の面白みが決まる部分だと思います。もちろん他の部分でも決まりますけれども。

いくら考察という名前がついているからって、何でも書けるわけではなく、
事実に基づいていなければいけません。
でも、裏返せば事実に基づいていれば何でも書けるセクションなので、
文中にはmightやらcouldやらが連発しています。
~かもしれへんね。
~なんちゃう?まぁしらんけど。

そんなニュアンスがちりばめられている気がします。
筆者の悪ノリが感じられる部分です。
悪ノリが面白みにつながるか、単に言いすぎになるかは紙一重。
まとめると、論文の中ではかなり自由性に富んだセクションだと思います。

⑥Reference
引用文献を書くセクションです。論文の引用が大半です。
文中に書かれている内容が何に基づいているのか、というのが書かれています。
ちなみに、Referenceという単語には身元保証人という意味もあって、
まさにそんなニュアンスですね。
関連した論文を探すのに便利です。

こんな感じで書かれています。
読むぶんには面白い(こともある)のですが、書くのはやはりしんどい代物ですねぇ・・・
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by sasayanx | 2005-01-20 03:12 | 日々のメモ  

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