カルス Part 1

修論も終わり、次の実験に取り組むsasayanxです。
この春から新たな実験を始める事になりました。
『カルス』を用いる実験です。

『カルス』といっても氷の魔術師ではありません。念のため。



そもそも、カルスって知ってますか?
実物をお見せします。
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・・・実物を見ても、なんやねんこれ!って感じですよね。

カルスってのは、教科書的に言うと『分化していない状態の植物細胞の塊』です。
植物には、さまざまな部品(=器官)があります。
葉、茎、根、そして花。ほかにも植物によってさまざまな部品があります。

これらの部品は、植物細胞によってつくられています。
で、葉を形成する細胞は、ただの植物細胞から『葉をつくる専用の植物細胞』になります。
同じように、茎を形成する細胞は『茎をつくる専用の細胞』に、
花や根を形成する細胞もそれぞれの『専用の細胞』になります。

専用の細胞にならないと、それぞれの部品はうまくつくれないのです。
この、『専用の細胞になる』というプロセスが、『分化』と呼ばれています。
それぞれの部品がつくれないと、完成品である植物もうまくつくれない、というわけです。
分化というのは重要なプロセスなわけですね。

というわけで、『分化していない状態の植物細胞の塊』であるカルスは、
いわば『ある特定の部品をつくるための専用の細胞にまだなっていない細胞の塊』というわけです。

ちょっと長くなってきたのでこのへんで切ります。

わかりにくかったでしょうか。ちょっと思いついた例えを書いてみます。

植物を『プラモデルの完成品』と考えてください。
話をしやすくするために、人型のロボットのプラモデルとします。(むしろMS)
さて、このプラモデルは、さまざまなパーツから形成されています。
簡単に、頭・腕・胴体・足と分けましょう。
で、これらのパーツには色がついてないのです。味気ないプラスチック色。
このまま組み立てても味気ないプラモデルになってしまいます。
やはり色を塗らねばいけません!
で、よりよい完成品を目指すには、きちんとした色を塗らないといけません。
それぞれのパーツに特定の色を塗らないといけません!

この、バッチリの完成品をつくるためにパーツに特定の色を塗る作業が、
植物でいう分化にあたるわけです。

ん~無茶な例えだったかな・・・。
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by sasayanx | 2005-02-25 02:00 | 日々のメモ  

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